- ディプリートの開始時期を知りたい!
- ディプリート時のトレーニングはどうする?
今回はこういったお悩みにお答えしていきます。
減量生活が後半に差し掛かり、大会が近づいてきたら、最終調整としてカーボディプリートを実施します。
しかし、ディブリートのやり方がわからなくて、調整ミスをしてしまったらどうしようと悩む方も多いと思います。
そこで本記事では、フィジーク大会に出場経験のある僕のディプリート法をご紹介します。これから大会に向けて、最終調整を実施していきたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
ディプリートとは
炭水化物をほぼ全カットして、体内の筋グリコーゲンを枯渇させることをいいます。
ディブリートで体内のグリコーゲンを枯渇させ、後ほど解説するカーボアップで身体を大きく張らせることができます。
カーボアップとの違い
カーボアップは、デイプリートを終えた後に行う、炭水化物を多く摂取することをいいます。
カーボディプリート→カーボアップの順番で行うことで、通常時より体内でグリコーゲンを貯め込もうという力が働くため、筋肉に張りが出て身体を大きく見せることができます。
【経験談】ディプリートとカーボアップの開始時期
ここでは、フィジーク大会前に僕が実際に行っていた、カーボディブリートとカーボアップの方法をご紹介します。
カーボディプリートの開始時期・内容
カーボディブリートは、大会4〜2日前の合計3日間実施をしました。
トレーニングは、各部位(胸・背中・肩・腕・脚)を2種目20rep×3setのボリュームで行いました。
トレーニングは大会2日前まで行い、前日は休養にしました。
水分 | 塩分 | |
ディプリート1日目(大会4日前) | 5L | 適量 |
ディプリート2日目(大会3日前) | 5L | 適量 |
ディプリート3日目(大会2日前) | 2.5L | やや少なめ |
カーボディプリート1、2日目は通常通りで、3日目に水と塩分を減らしていきました。
カーボアップの開始時期・内容
カーボアップは大会前日に行いました。白米を2時間半おきに200g摂取しました。
カーボアップ中は、水分1日1L、塩分無しで過ごしました。これが意外ときつかったですね。
白米をたくさん食べられるようになって、水も一緒にたくさん飲みたくなるのですが、むくみのおそれがあるため、水抜きとして少量の摂取にとどめています。
また、トレーニングは行わず、休養にしました。
カーボアップは、体内にグリコーゲンを貯め込むことが目的のため、なるべくエネルギーを消費しないように心がけることが大切です。
最終調整はさまざまな方法がある
本記事では、大会前のカーボディブリート、カーボアップの方法をご紹介しました。
カーボディプリート・カーボアップには正解がないため、記事や動画等でさまざまな情報を確認している方も多いと思います。
これまで、数ヶ月かけて厳しい減量を続けてきて、最終調整に失敗して、せっかく仕上げた身体を台無しにしたくないですよね。
本記事を通して、カーボディプリート・カーボアップのヒントを掴んでいただけると幸いです。